売り上げ不振がささやかれているプレイステーション3。5〜6万円台と強気な価格設定が理由に挙げられているが、深刻な問題として「ソフト不足」という基本的な部分もネックになっていた。しかしここに来て、野球ファンのハートを激しく揺さぶるゲームが登場した。PS3の誇る圧倒的なグラフィック能力を遺憾なく発揮した、リアル野球ゲームの最高峰だ。
これまでPS2用のソフトとしてシリーズを重ねてきた「プロ野球スピリッツ」。リアルを売り物にした野球ゲームの中で、随一の売り上げを記録してきた人気ソフトだが、今年からはPS3対応ソフトとしても発売することになった(PS2版も同時発売)。
PS3版で驚かされるのはやはりグラフィックの向上。人物の描写はさらに本物に近づき、選手ひとりひとりの顔も実写と見まがうばかりにそっくりに描かれた。表面的な面だけでなく、選手の仕草も実に人間くさく、しなやかに動く。自然なふくらみを描くベースランニング、走者をかわしながら完成させる6-4-3のゲッツー。2塁走者をけん制しながらさばくショートゴロなど、ちょっとした動作に感じるリアル感がたまらない。
PS3のもうひとつの売り物であるオンライン対戦を組み込んだことも大きい。配球の読み合いが楽しい投打の駆け引きは、やはり人間同士で戦ったほうが、より盛り上がる。いつでも相手が探せるネットを介した対戦は、映像の乱れもなく実にスムーズ。マッチングが無料という点も気が利いている。
個人的におすすめしたいのが、今作から導入された「名将ペナント」だ。選手を自分で動かすのではなく、プレーヤーは「監督」を演じる。先発ローテーションやオーダーをいじるだけでなく、試合ではブロックサインを送ってゲームを統率する。盗塁、バント、的確な選手交代…。ここぞの場面で指示を出し、チームを勝利に導く快感が手軽に味わえる。
映像がほとんどテレビ中継のようなクオリティだからこそ楽しい「名将ペナント」。ナイターを見る感覚で、ビールでもやりながら1試合、なんてのもオツなもの。地上波でのナイター中継が削減傾向にある昨今、こんな形でのウサ晴らしも悪くないかも。
★「プロ野球スピリッツ4」 ハード=PS3、PS2 発売元=コナミ 発売日=2007年4月1日 価格=各7329円 (C)2007 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd. (社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用 フランチャイズ13球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2006年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。
CM流れてるのを見ましたが、かなり綺麗なグラフィックでしたね。自分は野球にあまり興味がありませんが、あのグラフィックには驚きました。
もっと多くのソフトが出ればPS3も売り上げが上がると思います。メーカーにはドンドンいいソフトを出していって欲しいですね。
《作品紹介》
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://everydaynewslog.blog98.fc2.com/tb.php/31-220ec232