鳥取砂丘(鳥取市)前に夏休みに合わせて、岡山市の業者が開館を予定し、すでに一部の旅行雑誌などでPRされていた「お化け屋敷」を含む有料観光施設が、お盆を過ぎても営業できず、観光客から問い合わせが相次いでいる。山陰海岸国立公園内のため、景観などに関する環境省の許可が必要だが、提出書類の不備など申請に手間取ったのが原因。今月中のオープンは絶望的な状況で、業者は「期待はずれの結果になり申し訳ない」と話している。
この観光施設は、岡山県倉敷市で「桃太郎のからくり博物館」を営業する岡山市内の業者が、鳥取市福部町湯山の鳥取砂丘の導入道路沿いに計画。廃業した2階建ての無料休憩施設「アラビアン」を改修、情報提供機能を持った「鳥取大砂丘 自然のふしぎ&からくり館」を7月20日から開業する予定だった。
関係者に配布されたチラシでは、風紋・流砂など自然が引き起こす「からくり」の謎解きにチャレンジ−などとPR。オープニングイベントとして、「お化け屋敷 砂漠のミステリーゾーン」と題し、9月2日まで世界の砂漠に伝わる怪奇・ミステリーの世界を再現する夏休みの家族連れを当て込んだ催しも計画していた。
事業許可の申請は5月に鳥取県などを通じて環境省に送付した。同省の許可が下りるのに通常2〜3カ月かかるとされるが、申請書類の記載が事実と異なっていたり、必要な書類がそろっておらず、手続きが長引いているという。業者は今月中旬に追加書類を同省に送ったばかりで、オープンは9月以降にずれ込みそうだ。
外装工事が手付かずの建物入り口には「法律に定められた手続きを行う等、開設準備を進めているところですが現在のところ開館には至っておりません」とおことわりの張り紙が。一方で、観光施設はすでに旅行雑誌などで割引クーポン付きの記事などで紹介されており、「この施設はどこにあるの」などと、クーポンを手に鳥取砂丘の観光窓口を訪ねる観光客の姿もみられる。
業者は「今年1月から環境省と事前協議を進めてきたが、こちらの判断が甘かった。お盆の時期に多くの人に見てもらえるはずだったが、期待はずれの結果で申し訳ない。今はただ許可を待つだけです」と話している。
ここまで宣伝しておいて未だに開館に至っていない現状。書類内容が事実と異なったりと書類の不備が原因ですが、事前準備が不足していたのが問題です。
この夏には開館は無理なようですが、年内中には開館して欲しいですね。
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