柳沢伯夫厚生労働相は12日の参院厚生労働委員会で、06年10月現在で複数の基礎年金番号を持っていると想定される人が約2万人いることを明らかにした。政府は宙に浮く保険料納付記録約5000万件と基礎年金番号の付いた記録の照合を1年で完了する方針だが、これは同番号が「1人1番号」で所有者が確定されているとの前提で成り立つ作業。民主党の桜井充氏の指摘に対し、柳沢厚労相は「このことだけで(照合)作業が頓挫することはない」と反論したものの、照合作業が混乱するのは避けられない見通しだ。
社会保険庁は、97年1月の基礎年金番号導入以降は「1人1番号になった」と説明していたが、実際は導入直後は、転職した人が以前の会社の年金手帳を転職先に示さなかったり、結婚で氏名が変わった場合、複数の基礎年金番号が付いたことがあったという。97年8月時点で、基礎年金番号所有者約1億人のうち、「氏名」「生年月日」「性別」「住所」の四つが一致する、同一人と思われる人が約98万人いた。以降、絞り込んできたものの、依然2万人残っているという。
政府は、基礎年金番号の付いた記録の「氏名」「生年月日」「性別」を5000万件と突き合わせ、宙に浮く記録を基礎年金番号に統合する方針。厚労相は2万人の記録を管理しながら照合するため大きな問題は起きないとの認識を示したが、宙に浮く記録の統合先である基礎年金番号の所有者がはっきりしない以上、作業に支障が出そうだ。
今回2万人という公表がありましたが、この人数もまだ一部な気がします。
宙に浮いた5000万件というのも最初は2億件あったらしいです。それを10年近くかけて5000万件まで減らした。これをあと1年で完全に終わるのでしょうか?どういう見込みをしてるのかわかりません。
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